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特集  2017.05.19

【メーカー特別レポ】『 SADOL 』に聞きました!

【 ドールを作っているのはどんな人?どんな場所?!そんなギモンにお答えします! 】

ドール衣装からドールまで、幅広い独自の商品展開で韓国ドールメーカー界を牽引する『 SADOL 』。

今年、設立から14周年を迎えるSADOLの人気商品や、メーカーの今後の展開に迫るインタビューを実施しました!

SADOL スタッフの皆様(聞き手:DOLK スタッフ)

■DOLKスタッフ(以下D):設立したのは、いつですか?また、設立された時は、何名で運営を始めましたか?


■SADOL:設立したのは、2003年8月です。当時は1人で企業として立ち上げる事になりました。

■D:「SADOL」というメーカー名の由来を教えていただけますか?


■SADOL:「私が愛したアイドル」という意味の韓国語(내가 사랑한 아이돌(→発音:ネガ サランハン アイドル)を略してSADOL(사돌입니다)という名前になりました。

■D:ドールの衣装メーカーとしてSADOLが設立されたきっかけを、是非教えてください。


■SADOL:私は、会社を設立する以前から、シルクストーンとして一般的に認知されている、マテル社が開発したファッションモデルコレクション・バービーが大好きでした。

そこから、趣味で衣装製作をしてBJD(球体関節人形)と接することになりました。特別で他にはない作業であると感じた事から、本格的にBJDの衣装制作を開始する事になりました。

■D:現在は何名で運営していますか?
また、各担当を何人で運営されているか教えていただけますか?


■SADOL:衣装や人形の企画とデザインの総括は、直接私が担当しています。
その他の衣装チーム7人、造形3人、メイク2、眼球1人、写真は外注で進行しています。

■D:新しい衣装やドールをデザインして新商品として販売するまでの流れと、ドールや衣装についてどれくらいの時間をかけて新商品を制作されるか教えてください。


■SADOL:新規のドールの製作期間は約6か月~1年程度でしょうか。
衣装の製作でしたら、ベーシック衣装は、1ヶ月程度かけています。
また、限定衣装や企画の特別な衣装は、3~5ヶ月程度はかかります。

■D:衣装デザイナーの方への質問になりますが、衣装制作の時に、特にこだわっていることはありますか?


■SADOL: 衣装は、全体的なバランスが重要だと思います。
私達は、特にフィット感とシルエットが優先しているのでパターンにはこだわりを持っています。

■D:ドール造形師の方への質問になりますが、ヘッドやボディ制作時に特にこだわっていることはありますか?


■SADOL:ドールの造形に関しても、全体的なバランスを優先しています。ボディではシルエットのラインを大切にしています。

■D:衣装デザイナー・ドール造形師・メイク担当の方は人形の製作において、専門学校で専門的な勉強の経験がありますか?


■SADOL:どのスタッフも造形を専攻したわけではないのですが、全員がデザイン関連を専攻した者ばかりです。

■D:衣装デザイナーの方への質問となりますが、制作時に重宝する道具が何かあれば是非教えてください。


■SADOL: 特別なツールはありません。基本的なツールを使用します。

■D:造形師やメイクアップアーティストの方への質問になりますが、制作時に使う道具は主にどんなものを使用されますか?


■SADOL: シバツール、エポキシ、パテなどでしょうか。

■D:衣装・ドールを制作する時に、一番苦労することは何ですか?


■SADOL:思っていたイメージ通りの結果が出てこない時や、ドレスを制作するために必要な生地と副資材が見つからない場合はとても大変です。

■D:様々な素敵な衣装を制作されていますが、今後、人間サイズの衣装の制作予定などは無いのでしょうか?


■SADOL:これに関しては、最終的な目標でもあります。
準備が整ったら、すぐに開始していく予定です。

■D:販売している衣装やドールで、お客様に特に人気の高いものがあれば教えてください。


■SADOL:ドールだったら、ベーシックドールCutie40シリーズのHaerang(ヘラン)So-Dam(ソダム)が人気あります。
衣装では、オペレーションバチカン、グリーンベレーが大変人気です。

■D:SADOLが目指す、今後の展開や目標などがあれば教えてください。


■SADOL:Bjdだけでなく、玩具、ファンシー、人の衣装まで商品展開を広げていく事が最終的な目標です。

■D:最後に、日本のSADOLファンにメッセージをお願いします!


■SADOL:日本のファンの方々には、常に感謝の気持ちでいっぱいです。
日本らしいマナーの良いドールオーナーの皆様から素晴らしい評価を頂いて、頑張りを認めて頂いていると感じています。

私たちは、衣装製作時は日本のファンの方々の好みを常に考慮しているんですよ。

これからも、より良い作品を制作して楽しんで頂けるように、努力して勉強していきたいと思っています!

■D:衣装だけでなくドールも展開するSADOLの歴史や、今後について教えて頂きありがとうございます。

中でも、人間用の衣装の制作の発表をとても楽しみにしています!