DOLK STATION

■DOLKスタッフ:メーカーの設立はいつですか？


■LITTLEMONICA社長：2008年２月にオープンし、今年で５年目となります。

５周年を記念し、VIPのお客様にはLITTLEMONICAの象徴であるMONICAヘッドをプレゼントしました。

ヘッドをプレゼントにした人の中には日本の方もいらっしゃいます。

■DOLKスタッフ:Grand Hormonyは現在発表されていませんが、
今後販売される予定はあるのでしょうか？


■LITTLEMONICA社長：Grand Hormonyの計画は以前よりあり
ますが、現在はまだ販売時期などは未定となっています。

私たちからの発表を楽しみにしていてください。

■DOLKスタッフ:現在何名で運営していますか？


■LITTLEMONICA社長：この事務所以外にもスタッフはおりますので、たくさん在籍しています。

■DOLKスタッフ:スタッフの数が多いとのことですが、造形やメイクの担当の方は何名で担当されていますか？


■LITTLEMONICA社長：造形は主に社長である私が担当しています。

いつも新しいドールのヘッドやボディを考えるのに試行錯誤しています。

メイク担当は常に在籍し、サンプルヘッドのメイクを施しています。

ですが、時には特別なメイクアーティストなどとお仕事をすることもあるので状況も様々です。

■DOLKスタッフ:造形師は社長という事ですが、美大などの経緯を経て造形師になったのですか？


■LITTLEMONICA社長：特に美大などの選考を経たわけではなく、最初はアニメーション製作会
社に勤めていましたが、何かちがうと思い、インテリア関係の仕事に転職しました。

そのころから、球体間接のドールの存在は知っていたので、この時からドールには興味がありま
した。

そして、一度ヘッドを作ってみて、知人などに披露したところ、好感触だったので、引き続きドール
を作ることを決意しました。

しかし、専門の学校などを卒業していないため、インターネットの画像などを参考にし、ファンド(粘
土)で毎日８時間以上試行錯誤を重ねた製作をし、３年ほどでようやく形になるものが完成しました。

現在は、ヘッド作りを教えている人が２人いますが、この技術を教えることで自分も新しい発見があっ
たり、今のクオリティを崩さず維持するのがとても大変だという事に気づきました。

やはりこの造形も自分の納得いくものを作るまであきらめない忍耐と、クオリティを維持する努力を
必要とします。

ドールが好きだからすぐに作れるとか新しいものがたくさん作れるなどのことは思わないほうが良い
でしょう。

■DOLKスタッフ:事務所に在籍されているメイクアップアーティストの方に質問です。

メイクアップアーテストになるために専門の学校などの経緯を経て造形師になったのですか？


■LITTLEMONICAメイク担当：もともとはデザイン科を専攻していましたが、ドール専門という事ではありません。

その社長と同じく、独学でメイクの腕を磨いて現在に至ります。

メイクを施すことがとても好きなので、いつでも熱中して作業をしてしまいます。

■DOLKスタッフ:Audreyが販売されたときはとても驚きましたが、なぜあのようなヘッドを作ったのですか？

今後Audreyの様なヘッドを販売する予定はあるのでしょうか？



■LITTLEMONICA社長：Audreyは通常のドールでは出来ない、(アイホールが無くアイペイントなので)表
情をたくさん表現できるようにするために作ったヘッドです。

現在は完売となり、生産を停止しているのですが、今後もこのようなことに挑戦していきたいと思っています。

新たな発表を楽しみにしていてください。

■DOLKスタッフ:新たなドールを作る際にイメージの参考にするもがありますか？
また、１個のヘッドを作るのにどれくらいの時間がかかりますか？


■LITTLEMONICA社長：以前は自分で作りたいものを作っていたため、造形途
中でイメージを固めることが多かったです。

現在は企画書・コンセプト案を基にドール・メイク・服など総合的に考えるようにシ
フトをしています。

ヘッドのイメージがまとまり、先にヘッドが完成した場合にはそのヘッドに合わせ
て服やメイク内容を決定することもあります。

ヘッドの製作時間に関しては、日数的には３日ほどで完成します。しかし、製作に
入るまでのイメージが決まるまでに、２週間～３週間ほどかかるので、やはり完成
までには１ヶ月かかります。

■DOLKスタッフ:販売されているドールがたくさんありますが、特に人気のあるドールがあればを教えて下さい。


■LITTLEMONICA社長：昔はルーシーが人気でしたが、今はサルビアが人気ですね。

その次はソフィアが人気があります。

日本ではエンリルとソフィア

ヨーロッパ圏ではやはりサルビアが人気ですね。

今は大人気のサルビアですが、最初から人気があったわけではなく、急に一番人気になり驚き生ました。

購入していただいた方からの口コミで人気が出たと思いますので、これから、どのドールがまた人気になるかは
予想が出来ません。

私達でも好きなドールは異なるので、このようにいろいろなドールが人気が出ることはとても嬉しいです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

■DOLKスタッフ:今後はどのようなドールを作って行きたいですか？


■LITTLEMONICA社長：まだ明確な企画やイメージはありませんが、
今展開しているサイズ以外にも新しいサイズを作り、種類を増やして
行きたいと考えています。

これからもっとドールは増えると思うので、是非楽しみにしていてください。

■DOLKスタッフ:最後に日本にいるLITTLEMONICAとドールファンにメッセージをお願いします。


■LITTLEMONICA社長：今後も試行錯誤を重ね、皆さんの好きなドール・ほしいドールを作って行きたいと考えています。

現在は直接皆さんにお会いする機会が無いので、皆さんにお会いすることのできる１０月のDollismplus-Tokyo-を楽しみにしています。

これからも私たちLITTLEMONICAを暖かく見守ってもらえるとうれしいです！

またイベントで会いましょう！