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DOLLZONE  2014.05.03

【メーカー特別レポ】DOLL ZONEに聞きました!

DOLL ZONE  2014.05.03
【メーカー特別レポ】DOLL ZONEに聞きました!

【ドールを作っているのはどんな人?どんな場所??そんなギモンにお答えします】

中国での老舗ドールメーカーならではの苦労や努力はつきもの。
彼らの今後の展開や、制作事情について質問してきました!
ご協力DOLL ZONEのスタッフの皆様(聞き手:DOLK スタッフ)

DOLKSTAFF(以下D):メーカー設立が2005年とのことで来年2015年では10周年となりますが、何か特別なイベントは行う予定はありますか?
またメーカー設立に至ったきっかけおよびメーカーを設立するにあたり販売ドールのコンセプトなどもありましたら教えていただけますか?


DOLLZONE(以下DZ):10周年のイベントは必ず行います。
皆さんご期待ください!
メーカー設立に至ったきっかけと言えば、インスピレーションか衝動によってスタートしたと言えます。
設立当初はコンセプトも単純で、技術的にも条件的にも足りなかったので、すごく大変でしたが、粘り強く追求し続けるのと重ねた努力の上、お客さんの皆様の支えのお陰で今日まで続けてきたのです。
ずっと弊社を信じている皆さんに感謝申し上げます。

D:メーカー名:DOLL ZONEの名前の由来はなんですか?

DZ:最初からずっとドールが大好きで、たくさんのドール持ちたいという気持ちもあり、たくさんのドールに包まれた幸せを味わいたいということで、ドールに満ちた空間を作りたいと言う考えでDollzoneという名前をメーカー名に致しました。

D:DOLLCHATEUと関係があるようですが、どういった関係性なのでしょうか?

DZ:言わば、株の持ち主が同じです。

D:以前鹿鼎記(ロクテイキ)というオンラインゲームとのコラボドールを販売されたと思いますが、こちらのゲームとのコラボに至った経緯を教えていただけますか?

DZ:鹿鼎記のゲームの宣伝として当社にドール制作のオファーをいただきました。
今後もこのような特別なドールの制作・販売があるかもしれません。

D:差し支えなければ現在何名のスタッフが在籍していますか?担当なども教えていただけますか?

DZ:・在籍スタッフ/ 若干   人
・造形師/   3  人
・メイクアップアーティスト(フィニッシャー)/  3  人
・ほか企画担当など/     若干     人
以上の人数が在籍しています。

D:造形師・お洋服のデザイナーなど専門的なスタッフが在籍していると思いますが、やはり専門的な美術大学や専門学校などの卒業生が多いのでしょうか?
・主に造型師の方への質問ですがドールに興味を持ったきっかけを教えていただけますか?

DZ:確かに専門的な美術大学出身の方が大半で、ドールのため弊社に入社した方もいるし、最初はまったくBJDについてわからないながらに、BJDに触れて強烈的な興味を持ってきた方もいます。

D:今までドールイベントに参加されたことはありますか?もし参加経験があればその時の感想やお客様の反応を教えていただけますか?

DZ:参加したことがあります。
ほとんどが香港のドールイベントです。
基本的に毎年欠かさず参加しています。
いつもイベントの際には、新しいドールの生産もあり展示ブースのセッティングとかで人手が足りなくて、毎回は大変疲れてましたが、イベントが終わりましたら、ほっとした感じがします。
ドールイベントの雰囲気が良いため大変ですが次も参加したくなります。
ドール好きの皆さんが弊社のドールに向かって写真撮ったり、通りかかる方からも質問してくれたり嬉しい感想の声も絶えないです。

D:新たなドールを開発するにあたりどのような手順で開発しているのでしょうか
1.インスピレーションを基に随時制作
2.販売期間及びコンセプトなどをあらかじめ決定し、決定内容に沿って制作
3.上記以外の方法
など

DZ:1.と2.両方もあります。今までほぼずっと既定計画とおりで進めていますが、インスピレーションも重要視しています。インスピレーションがあったら既定計画に組み込んで進めています。インスピレーションを大事にしています。

D:ドール開発の際に特に大変だった点・または思い入れがあるドールがあれば教えてください。

DZ:いろいろ大変だった点もありました。
例えばMomentという名前のドールを作る時、大変でした。
こういう特別なドールはパーツも特殊なので包装と発送も大変です。
ドール開発の際には作るだけでなく、このような問題も出てきます。
様々なことを含めMomentは弊社の代表作と言えます。

D:商品写真は野外撮影もあり撮影にこだわりがあるようですが、写真を撮影する際に気をつけていることはありますか?

DZ:ほぼ野外撮影です。
ドールの造形により野外か室内か決めています。
撮影する際に気をつけていることと言えば、やはり天気ですね。(笑)

D:ドールを制作する際にどのような道具及び材料を使っていますか?

DZ:道具はごく普通です、よく見かける彫刻ナイフかこちらで手作りの彫刻ナイフぐらいです。
材料はラドール(石粉粘土)とスカルプティとエポキシパテABとポリパテなどもよく利用しています。

D:日本で人気のドールはLeon・Ivan BBDOLLサイズではMiss Kittyが人気がありますが、現在販売されているドールの中で特に人気のあるドールはありますか?

DZ:GILL,IVAN,ANNIE,CHOCO,Scarecrow Hal-
以上のドールが最近は人気があります。

D:現在日本や韓国でドールカフェやドール専用のレンタルスタジオなどがオープンしていますが、今後そのような展開予定はありますか?

DZ:構想はあります。
実は弊社のロビーは会議室として使うほか、展示ルームみたいに弊社のドールを展示しており、接客の場所としても使っております。
多くのドール好きの方々が来訪していただいております。
ただ販売目的ではなく、交流の場としてお話を伺っております。
今後販売可能なスペースをオープンする予定もありますが、今の段階はまずドール作りを最優先にしています。

D:最後に日本のドールファンにメッセージをお願い致します。

DZ:設立して9年目になります。
ドールファン皆様のご愛顧とご声援に感謝申し上げます。
弊社が今後も素敵なドールをもっと沢山作っていきたいと思いますので、ご期待ください。

DOLLZONEの皆様たくさんの質問にお答えいただきありがとうございました!

貴重なロビーのお写真も頂くことができとても参考になりました。
今後も老舗ドールとしてのクオリティ高いドールの販売を楽しみにしております!!