ドール

40cm級のドールボディをベースに、スキンカラーには〈ピンクスキン〉を採用し、柔らかな透明感と繊細な陰影表現を実現しています。

最新の関節構造で保持力と可動域のバランスに優れ、立ち姿から繊細なポージングまで滑らかに対応。

造形精度と可動性能を兼ね備えたボディによって、キャラクターとしてのしなやかな佇まいを自然に表現できる仕上がりとなっています。

メイクアップ

全体を淡い発色でまとめたメイクデザインを採用し、キャラクターの儚い印象を表現しています。

眉はキャラクターに合わせてわずかに寄せた“困り眉”とし、"ツンデレ"感を表情で演出しています。

肌の質感と造形を自然に引き立てるため、頬・唇の彩色も最小限に抑え、華やかさを保ちながらも透明感のあるメイクに仕上げています。

ウィッグ

キャラクターを象徴する縦ロールスタイルのウィッグ。
左右のロールは、太さ・角度・巻きの密度をミリ単位で調整し、存在感のあるボリュームを持たせています。

後ろ髪は腰を越える長さに設定し、ヘアスタイル全体の印象をより強く引き立てています。

全体のシルエットが美しく保たれるよう、着用時の毛流れ・重量バランス・頭部へのフィット感を繰り返し検証し、崩れにくい形状へと最適化しました。
翠星石の象徴である長い縦ロールを、立体物として再現するために設計・仕上げられたウィッグです。

アイ

翠星石の特徴であるオッドアイを再現するため、左右で異なる高透明レジン製のドールアイを個別デザイン。

右目は深い赤、左目はエメラルド調の色味を層状に彩色し、奥行きができるように調整。

ハイライト位置や明度バランスを最適化し、色の違いがありながらも顔全体の印象が自然にまとまる仕上がりとしています。

ヘッドドレス

キャラクターの象徴の一つであるヘッドドレスは、形状バランスを基にパターンを起こし、ドールサイズに最適化して制作しています。

顔まわりのレースは厚み・透け感・縁の形状を比較検討し、表情を妨げずに品よく見える素材を厳選。

小ぶりな頭部にも自然に沿うよう、角度・長さ・落ち方を細かく調整し、着用時に安定したフィット感を得られる設計としています。

※ヘッドドレスは、レースを折り返しても使用できます。

ロングドレス

深い翠色が印象的なロングドレス。
三層構造のスカート裾には段ごとにタックを入れ、自然な陰影と奥行きのあるシルエットを生み出しています。

パフスリーブ、編み上げコルセット、レース装飾などの細部は、何度も調整を重ねて再構成。

素材選定から縫製の仕様に至るまで丁寧に見直し、立体物として完成度の高い仕上がりを追求しました。

アウトラインが三角のシルエットになるようにデザインされています。

アンダーワンピース

素朴でありながら気品漂うベージュ生地を採用したアンダーワンピース。

袖や襟だけでなく、目に触れにくい内側の布地にまで装飾を施すことで、細部に至るまで高級感を追求しました。

ドロワーズ

アンダーワンピースと同様の生地を採用したドロワーズ。

裾口にはゴムを通して柔らかなボリュームを出し、さらにレースとリボンを添えることで、可愛さと優雅さを兼ねています。

ソックス

伸縮性・透け感・丈感まで吟味したこだわりのソックス。

履き口に施したレースが上品に映え、ドロワーズとの相性も抜群。
柔和な色合いが足元をやさしく包み込み、装い全体に美しい調和をもたらします。

シューズ

編み上げデザインが際立つエレガントなブラックシューズ。

背面は便利なチャック仕様で、着脱のしやすさも魅力です。
丸みを帯びたトゥと控えめなヒールが、愛らしい足元を演出します。

庭師の如雨露

翠星石の庭師としての姿を完成させる重要なアイテムである『庭師の如雨露』。
重厚な存在感を目指し、繊細な意匠と美しい彩色の再現にこだわりました。

さらに、実際に翠星石の手に自然に収まる佇まいを叶えるため、軽さと強度を両立する素材を厳選。

内部に水が湛えられている様子を再現するため、
透明樹脂による“水の表現”も施しています。
翠星石の物語をより鮮やかに映し出す逸品に仕上がっています。

ゼンマイ

薔薇乙女に必要不可欠な『ゼンマイ』。
設定通りのデザインで特別にご用意致しました。
契約者となるのか、ご自身の物語をぜひお楽しみください。