DOLK

キャストドール取り扱いガイド

02素材についてMaterial

ドールは基本的にドール、アイ、ウィッグ、パーツの4つの構成品から成り立っています。
それぞれの構成品の中から、素材や形を自由に組み合わせていくことで、
ご自身の理想とするドールをカスタマイズすることが可能です。

球体関節人形ボディ素材 ドール

ドールの素材には、主にソフトビニール、レジン、ビスクの3つがあります。各素材には長所と短所があり、メンテナンス方法も変わります。
DOLKで取り扱っているメーカーの多くはキャストドールと言われるレジン素材を使用したドールとなります。

  • ソフトビニール
    軽いソフトビニール製。大量生産が可能なため、相対的に販売価格がリーズナブルなのが特徴的。色移りがしやすいのが難点。
  • レジンドール
    少量生産に向いている製品で、やや高価。
    ダメージに弱く、割れやすい。ドール一般では、レジン素材を使った製品が多数を占めている。
  • ビスクドール
    骨董的価値・美術製・希少性の高い素材のドール。陶器のため非常にダメージに弱いため、取り扱いには要注意。衣服からの色移りがしにくいのが特徴的。

ドールの表情を司る大切なパーツ アイ

ドールアイ(目)を作る素材は主に、ガラス(グラス)、アクリル、シリコン、レジンの4種があります。
特によく使用されるのがグラスアイとレジンアイです。グラスアイは光の反射が美しく、レジンは製作が容易という特徴があります。

  • グラスアイ
    ガラス製でドールの目に光が入りやすくドームが高いのが特徴。ドールアイとしては一般的。職人によるハンドメイドのものが多いため価格としてはやや高め。
  • アクリルアイ
    プラスチック製の比較的リーズナブルな素材のアイ。虹彩や瞳孔は主に印刷で、デザイン性に富み、アニメ目のようなデザインも可能。
  • シリコンアイ
    柔らかいシリコン素材を使ったアイで、表現の自由度が高い。素材の特徴として白目のリアリティが高い。
  • レジンアイ
    レジンを素材の一部に利用したドールアイ。製作しやすくアイの中心に別の素材を用いたり瞳部分の模様を紙に印刷したりなど多くの種類がある。

ヘアスタイルを整えるともっと素敵に! ウィッグ

ウィッグ(かつら)は素材によって毛質や手触りが違い、お手入れの方法も変わってきます。耐熱素材であればナチュラルに、モヘアであれば形状を留め安く、様々なタイリングできます。
イメージに合った素材をお選びください。

  • 耐熱ウィッグ
    人間用のウィッグやエクステと同じ素材。ストレートヘアやウェーブ、カールなど多様なヘアスタイル展開が特徴的で、よりナチュラルな表現が可能。
  • 非耐熱ウィッグ
    耐えられる熱の温度が異なり、多少のウェーブなどの加工が可能。
  • モヘア
    羊やヤギなど動物の毛皮が原料。毛質がとても柔らかく、指でつまんで自由にスタイリングが可能。
    ※絡まった時だけ少しずつコームでほぐす。
  • ボアウィッグ
    人工のモヘア素材。ほぼ直毛で、アレンジしやすいのが特徴的。

交換して様々なポージングを楽しむ パーツ

ドールはヘッド+ボディ(ハンド、フット)のパーツが組み合わさっており、互換性があれば交換可能です。羽パーツなどはドールと同じ素材でできており、人型だけではない様々な姿にカスタマイズをすることができます。

  • ハンドパーツ
    • 形が決まっているハンド
      パーツ

    • 自由自在にポージングを楽しめるジョイントハンドパーツ

  • フットパーツ
    • ヒールフィートパーツ
      (ヒール足)

    • ベーシックフィートパーツ
      (平足)

    • 足と足首が一体になっているヒールレッグパーツ

メーカーによっては長爪やネイルペイントなど様々なオプションがあります。

  • その他
    • 羽パーツ

    • ネコミミパーツ